シニアへ転向後、初年度でいきなりグランプリファイナルで優勝するなど、目覚ましい活躍を続けるフィギュアスケートの紀平梨花選手。
惜しくも世界選手権での優勝は逃してしまいましたが、先の四大陸選手権で左手薬指を亜脱臼しながらも逆転優勝を果たした際に、紀平選手の精神力の強さの秘密について特集が組まれていました。
以前から紀平選手の幼稚園時代のマラソン大会の映像がテレビ番組で紹介され、その負けん気の強さは幼稚園児の頃からのもでであると伝え聞いていましたが、紀平選手は幼稚園で「ヨコミネ式」の教育を受けて育ったようです。
この「ヨコミネ式」の創始者・横峯吉文氏は、女子プロゴルファー・横峯さくら選手の伯父としても有名ですね。
紀平選手の活躍もあり、「ヨコミネ式教育」を賞賛する情報はネット上に溢れていますので、気になる方はそちらで調べていただくとして、お子さんが小学校に入学したら幼稚園時代にできていた掛け算や逆立ちもできなくなってしまったという親御さんの意見もあるようです。
このことは以前にRAPTブログでも紹介されていましたね。
◯RAPT×読者対談〈第123弾〉個性豊かな才能あふれる人々を生み出す社会へ。
いくら幼児期に驚異的な身体能力を誇っていたとしても、それはあくまでも幼稚園児としては凄いというだけであって、途中でやめてしまえば紀平梨花選手のようなスーパーアスリートになれるわけがありません。
つまり何事も継続して努力することが大事だということですね。
ヨコミネ式逆立ちをする園児が着ているTシャツのデザインが…
番組内でヨコミネ式を取り入れている都内の幼稚園を紹介していた際に、園児たちが着ていたTシャツのデザインが気になりました。
ヨコミネ式逆立ちをする園児たちのTシャツに「渦巻き」が三つ=「666」
このデザインが「渦巻き」が三つ並んでいて「666」という悪魔の数字を連想させるものだったため、もしやと思い、「ヨコミネ式」とカルト宗教の関係を調べてみました。
しかし、ネット上で「ヨコミネ式」「横峯吉文」で検索をしてみても、なかなか「ヨコミネ式」とカルト宗教とを結び付けるだけの有力な情報は出てきません。
どうやらこの悪魔崇拝を連想させる「渦巻きTシャツ」は、「ヨコミネ式」の公式グッズではなく、矢口幼稚園のオリジナルTシャツだったようです。
ここまでの苦労が徒労に終わったかに思えた中、突然飛び込んできたのが「競泳・池江璃花子選手、白血病を公表」という衝撃的なニュースでした。
池江璃花子選手も紀平梨花選手と同様、十代の若さで世界レベルで活躍するトップアスリートです。
そこで、池江選手も何か英才教育を受けているのかな?と思い調べてみると、池江選手は「七田式」という幼児教育で育てられたそうです。
生後2か月のころから教室へ通室し始めた璃花子さんは、マンダラを使った瞬間記憶などが好きで、記憶力は抜群でした。
水泳教室のみんなの体重や自分の記録もすぐに覚えることができ、「教室で憶えたことが、社会や理科で出てきて役に立った」とその後の学業にも生かされていると語りました。
小さいころからうんていをすると脳の働きがよくなると本で読んだお母さまは、おむつ替えのときなど、璃花子さんに指をつかませて起こしたり、手を持ってぶら下げたりして刺激を与えていたそうです。「握る力から運動能力が育つと実感しました。
0歳からうんていにどんどんぶら下がらせていたことで、抜群の運動感覚をつかんだと思います」と、お母さま。
その結果、璃花子さんは2歳前には逆上がりができ、縄跳びや腹筋背筋、でんぐり返しや自転車も兄姉のまねをしてどんどんこなしていきました。
3歳ころから水泳を開始し、「気がついたらもう泳いでいました」と本人が話すほど、すぐに水泳が好きになり、持ち前の運動能力でその実力をぐんぐん伸ばしていきました。
池江璃花子選手は生後2か月から「七田式」の英才教育を受けていたそうです。
そこで池江選手の家庭環境について調べたところ、両親とも「七田式」の講師だったことが分かりました。
池江選手の母・美由紀さんは現在「七田式」の本八幡教室の代表を務めているようです。
○先生紹介|EQWEL|イクウェルチャイルドアカデミー 本八幡教室
また、池江選手の父親とされる俊博さんは、現在「七田式」から離れ、「池江式」教育の代表として子供だけでなく企業向けの研修などもされているようですが、「元七田式の上級講師」という肩書がありました。
このように池江璃花子選手は「七田式」の広告塔となるべく、生後2か月から英才教育を受けて育てられたようです。
池江選手が「スーパー中学生」としてマスメディアに取り上げられていた頃、池江選手が自宅の天井に設置された雲梯で遊びながら鍛える様子が紹介されており、私も「随分教育熱心なご両親だな」などと思ったものです。
現在では池江選手と「七田式」の関係はネット上に溢れていますが、池江選手がマスメディアから注目されるようになった中学生当時は「七田式」についての情報はなく、私もうまいことマスメディアの情報に踊らされていたわけです。
このようにマスメディアが情報を操作するということは、やはり裏で大きな力が働いているのでしょうか?
また、「七田式」HPで池江選手の紹介文に「マンダラ」という言葉が使われていることからも、「七田式」には宗教的な思想が背後に潜んでいそうです。
◯地底都市アガルタ (シャンバラ) が真の地獄であるという幾つもの証拠。
そこで「七田式」と宗教の関係について調べてみましたが、どうやら「生長の家」というカルト宗教とつながりがあるようです。
右脳教開発のパイオニアともいえる「七田式」では理解力を身に着けるよりも、暗記や暗唱することで右脳に記憶させることを徹底しているようですが、生長の家もまた「右脳開発」を推奨しています。
○2015.05 「手づくりで見つける豊かさ」 » 生長の家白鳩会
七田式では「理解」よりも「暗記・暗唱」がすべての土台であり「完全に暗記された知識の上に理解がついてくる」と考えます。七田式速読法・記憶法には、右脳がその記憶力を存分に発揮できる状況を作り出し、効果的に暗記・暗唱するためのエッセンスが凝縮されています。
七田式速読法・記憶法で、「理解」という引力から解き放たれた驚異的な右脳の世界を体験してみて下さい。通勤電車で本を読むあなたのスピードに、隣の人が呆気にとられてしまうでしょう。
「理解なんてしなくてもいいから、つべこべ言わずに暗記しろ」ということでしょうか?
生長の家という宗教が絡んでいるとなると、「暗記」ではなく「洗脳」ではないかと思わずにいられません。
調べてみると、「七田式」にお子さんを通わせた親御さんの中には、「七田式には宗教じみたところがある」という意見をお持ちの方もおられました。
○七田アカデミーの良し悪し(ID:88405) – インターエデュ
実際にお子さんを「七田式」に通わせた親御さんから「宗教っぽい」という意見がありましたので、その宗教的な思想の原点ともいえる創始者の七田眞氏について調べてみましたが、どうやら七田眞氏はニューエイジ思想の影響を受けているようです。
長男が誕生した時に、知り合いの方から本を頂きました。
七田真(しちだ・まこと)著
「奇蹟が起きる七田式0歳教育12 胎児からの上手な子育て」
鳳鳴堂書店(平成3年8月初版)
という本です。読んでみると、胎児への親の愛情みたいなものや、栄養をどうするか、などについて書かれてありました。
共感する部分はたくさんあったのですが、読み進めていくうちに、あれ?と思わされる、変な方向へ進んでいくようになりました。
本の章題を書いてみます。
1章 胎児からの子育て
2章 赤ちゃんを母乳で育てよう
3章 乳幼児の心と脳と身体の健康
4章 子どもの発達とおもちゃ
5章 運動能力の高い子を育てよう
6章 感性を育てる教育を考えよう
7章 上手なしつけ
8章 子どものやる気の育て方
9章 幼児の左脳教育と右脳教育
10章 手の不思議な力
11章 子どもの食生活を考えよう
以上です。
あれ?となったのは、9章の右脳教育について以降の内容でした。
まとめて言うと、「右脳教育とは、超能力を育てる教育だから、子どもの時から超能力を訓練しましょう。テレパシー、透視、念力、予知、触知(目をつぶってさわった物の色を当てる、等)など。ハンドパワーで人を癒しましょう。そして、21世紀のニューエイジ時代の子どもを育てましょう。」という事を言っておられます。
つまり、七田真さん(故人)は、ニューエイジ思想をお持ちで、それを教育の中にとりこんでいます。
「ニューエイジ思想」と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、ニューエイジが後に「スピリチュアル」に発展していったとされています。
◯RAPT×読者対談〈第88弾〉悪魔崇拝を世界中に広めたニューエイジ・ムーブメントの恐怖。
◯RAPT×読者対談〈第89弾〉ニューエイジと満州と大本教と蝦夷共和国。背後にいるのは同じ一族。
七田眞氏のWikipediaには中国東北部生まれ
という情報もあります。
1932年に満州国が建国され、国策として移民が行われる以前の1929年に七田氏は満州の地で生まれているので、ご両親が大本教の信者だった可能性もありますね。
このニューエイジの源流の一つにニューソートがあり、ニューエイジもニューソートもどちらも悪魔教の要素を含んでいます。
また「七田式」のHPを見ると、ニューソートの代名詞ともいえる「ポジティブ・シンキング」から発展した「引き寄せの法則」について創始者の七田眞氏が語っています。
『七田式能力開発』の目指すところ
時代が大きく変わり、人間の考えることや能力が、今までとは大きく変わってきています。
これまでは物質中心で、目に見えるフィジカルな世界が中心でしたのに、今は目に見えない精神性の世界が大きくクローズアップしてきています。
それを反映して、書店に並ぶ本も『引き寄せの法則』など、意識の世界を取り扱った本の出版が圧倒的に増えてきました。
知らないと時代遅れになるだけでなく、この時代をうまく生き抜くことができません。
これは、別な言葉で言えば、三次元的な左脳の世界から、高次元的な右脳の世界へ、世の中がどんどん変換してきているということです。
『七田式能力開発』では、長年右脳の研究をしてきた老舗としての実績をもとに、大人の右脳開発の方法を説き、どこよりも速効性のある取り組みを、会報やセミナーなどでお知らせしています。
右脳を開くのは、成人になってからでも十分開けます。
実際に、私どもの「七田式右脳開発セミナー」に出て能力が変わった、願いが叶いやすくなった、幸運を引き寄せるようになった、人生を充実させることができるようになったなどなどの喜びの声をたくさんいただいています。
そしてこのニューソートを「光明思想」と名付けて日本に広めていったのが、他でもない生長の家の創始者・谷口雅春です。
◯RAPT×読者対談〈第84弾〉自己啓発もスピリチャル系も悪魔崇拝。
「光明思想」を世の中に広めるために書かれた谷口雅春の代表的な著書が、生長の家の聖典とも言われている「生命の實相」です。
この「生命の實相」で説かれた光明思想は自民党をはじめとする多くの政治家たちの思想に影響を与えたほか、松下幸之助や稲盛和夫などの著名な経営者にも影響を与えています。
七田眞氏と「生命の實相」や「生長の家」との関係についての情報を探してみましたが、そこまで有力な情報を得られませんでしたが、少し興味を引くエピソードを見付けました。
死の淵から蘇った経験から
しちだ・ライフ、七田式教育の創始者である七田 眞は、20代の頃に肺結核という大病を患い、死の淵から蘇った経験や、白血病でかけがえのない4歳の長男を亡くすという、つらく過酷な経験をしました。
ちなみにこの「しちだ・ライフ」からリンクされている「七田式 公式オンラインストア」では、ヘンププロテイン(大麻プロテイン)やヘンプシードナッツ(大麻の実)を取り扱っていますね。(他にも栄養素を豊富に含む食材はありそうですが、なぜ大麻?)
この七田眞氏と同じく、少年時代に結核を患った時に、隣家のおばさんから渡された「生命の實相」から多大な影響を受けたとされるのが、先に紹介しました稲盛和夫氏です。
弱気になると病気まで押しかけてくる。その年の暮れ。満州(中国東北部)で警察官をしていた兼一叔父さんが一時帰ってきた。隣で寝たこの叔父からシラミをもらったらしく、体中食われ、発熱して寝込んでしまった。結核だったら大変と母に病院に連れて行かれた。結果は結核の初期症状である肺浸潤。またまた悪い予感が当たった。
結核を心配したのには理由がある。家の離れにいた父のすぐ下の弟夫婦がともに結核で亡くなり、その後、末弟まで喀血(かっけつ)して療養中だったのである。そのころ、結核は不治の病とされ、患者が出た家は外に知られないように家族で看病していた。実際は隠してもわかることで、「稲盛さんのところは結核の巣」とまでいわれたらしい。
自分も叔父さんたちみたいに血を吐いて、だんだんやせていくのか。そして助からないかもしれない。ガキ大将もすっかり意気消沈した。
熱に浮かされて病床に伏せっていると、隣の借家住まいの奥さんが生け垣越しに声をかけてきた。「和夫ちゃん、ちょっと難しいけどこの本読んでごらん」と渡されたのは「生長の家」の主宰者、谷口雅春の『生命の実相』。もちろん何の本かさっぱりわからない。
何げなくページをめくっているうち、こんなくだりに出会った。「われわれの心の内にそれを引き寄せる磁石があって、周囲から剣でもピストルでも災難でも病気でも失業でも引き寄せるのであります」
子どもながらに思い当たることがあった。結核の叔父がいる離れの前を通る時、私は感染するのが怖くていつも鼻をつまんで走り抜けた。兄はそんな簡単にうつるものかと無頓着(とんちゃく)だった。父ときたらずっとそばで面倒をみていた。それが一番注意していた私だけがかかった。結核を気にする心が災いを呼び込んでしまったのではないか。この本は心のありようを考えるきっかけを与えてくれた。
七田氏も結核の闘病中に、稲盛氏の様に「生命の實相」を読んだのでしょうか?
七田眞氏が「生命の實相」から影響を受けているかどうかは不明ですが、七田氏がニューエイジ思想の持ち主ということから、「七田式」のベースに悪魔教の思想が含まれていることは間違いありません。
また、七田眞氏は多くの書籍を著していますが、「PHP研究所」も七田氏の書籍を10冊以上出版しています。
「PHP研究所」と言えば松下幸之助ですが、松下幸之助も生長の家の思想から影響を受けた一人です。
そしてこちらが、昭和と平成の「経営の神様」と崇められる人物たちに影響を与えたとされる「生命の實相」です。
「生命の實相」の表紙に悪魔の数字「666」
螺旋か渦巻きを連想させる形状から三本の線が出ています。
これも悪魔の数字「666」を表現しているのでしょうか?
他にも悪魔の数字である「6」に関連して、気になる情報がありました。
「24歳で引退するっていつも言ってる」
背筋を伸ばしながら取材に応じてくれるが、やはり孫娘のことが心配で、いてもたってもいられないのだろう。玄関の周りを心配そうに歩きながら、「昨日から私、ダメなんだよね」と呟く。
来年の東京オリンピックで、もちろん池江選手は出場を期待されている。お祖母ちゃんも会場で応援するつもりだ。
「東京オリンピック、来月からチケットが発売されるでしょ? 当たらなきゃいけないから、100枚くらい買おうかなって思って。見たいって友達は連れていってやろうかなって思って」
だが、自身が観戦する日のことを語っていても、自然と話題は孫娘の病状へ移っていく。
「オリンピックなんて、もう出なくていい。生きてくれさえすれば。私が死ぬ前に死んでほしくない。でも、治る病気らしいよ。渡辺謙だって治しているしね……」
孫娘は必ず治る。お祖母ちゃんは自分の言葉で確認すると、話題を東京五輪に戻した。
「(池江選手は2024年・パリ五輪時に)『24歳で引退する』っていつも言ってる。東京は20歳だから、私も『東京五輪で世界記録が出せなくても、次に出せばいいよ』っていつも言うんです」
お祖母ちゃんは何度も、何度も「生きてくれ」と独り言のように呟いた。
池江選手はもう既に競技からの引退を24歳と決めているようです。
池江選手が白血病を公表したのが18歳(6+6+6)で、池江選手が引退を予定しているのが24歳(6+6+6+6)。
池江選手は「6」という数字に縁があるようです。
また幼少期から右脳教育を受けて活躍している有名アスリートには、オリンピック男子体操・個人総合で二連覇を達成した内村航平がいます。
内村選手のお母さまは、体操のことだけではなく、幼少期からの教育にも力を入れていました。
まだ生まれて間もない6か月後から、ジグソーパズルに取り組ませ、創造力を育みました。年齢が上がると、絵本を瞬間的に記憶する取り組みを行い、記憶力・集中力を鍛えました。
内村選手のお母さまが注目された教育は、国語や算数ではなく、ジグソーパズルや絵本の瞬間記憶などの右脳教育でした。
右脳を鍛えることで、イメージ力を培い、その効果は体操演技の中でも大いに発揮されていました。
実際に内村選手本人も、インタビューの中で、
「演技前には、頭の中の動きと手の動きが直結できるようにイメージをしています。イメージをすることで、演技中に今自分がどのような状態で、どこいるのか分かるようになりました。」と答えられていました。
内村選手の場合は、特に母の周子さんが右脳教育に力を入れていたようです。
「七田式」ではない内村選手のことをわざわざ取り上げるということは、やはり宗教的につながっているからでしょうか?
1989年(昭和64年)1月3日、福岡県北九州市に生まれる。
父・内村和久は日本体育大学体操競技部出身で柳川高等学校時代に高校総体の種目別で優勝しており、母・内村周子も元体操選手、妹の春日(はるひ)も元体操選手(日体大)という体操一家である。1992年(平成4年)に両親が『スポーツクラブ内村』を開設し、長崎県諫早市に移住したのを機に、3歳で体操を始めた。
内村選手の母・周子さんの出身地が長崎県ということで、内村選手が三歳の時に長崎県諫早市に引っ越し、その地で体操を始めたそうです。
内村選手が中学時代までを過ごした長崎県諫早市ですが、そこからほど近い西海市に先ほども名前が登場した生長の家の総本山があります。
そして更に、内村選手の母・周子さんは生長の家の道場で講演を行っていたそうです。
『女性のための練成会』9月23~25日開催!内村周子氏・ジェニー牛山氏講演決定! – 飛田給練成道場(生長の家本部練成道場)
内村選手が母の周子さんから受けた「右脳教育」も「生長の家」の思想から影響を受けていると考えて良さそうですね。
余談になりますが、生長の家関係の幼児教育といえば、森友学園問題の籠池泰典被告が園長を務めていた「塚本幼稚園」がありましたね。
◯「日本会議」の本体である「生長の家」は、基本的人権、国民主権、平和主義を全ての国民から奪おうとしています。
尤もこちらは「英才教育」というよりも「幼児虐待」という言葉がぴったりですが…
才能だけでは有名にはなれない?
「ヨコミネ式」では横峯吉弘氏の新刊書籍の広告に紀平梨花選手の名前を使っていますが、紀平選手の活躍ぶりと比較すれば、どことなく控えめな感じがします。
また、紀平梨花選手はジュニア時代からトリプルアクセルを跳べる将来有望なスケーターとして有名ではありましたが、マスメディアでは試合結果で名前が紹介される程度の素っ気ない扱いだったような記憶があります。
そのため、紀平選手がシニアデビューしてからのマスメディアは一転して紀平フィーバーとなり、この手のひらを返したようなマスメディアの対応に辟易しますが…
一方で紀平選手と同じフィギュアスケーターで近年ジュニア時代からマスメディアの注目を集めていた選手が、紀平選手と同じ濱田美栄コーチの門下生である本田真凜選手です。
本田真凜選手は「七田式」のHPでも、先に紹介した池江璃花子選手とともに妹の望結さんと一緒に登場していますね。
本田真凜選手がシニアに転向する2~3年前からマスメディアで大きく取り上げられていたのは、てっきり妹の望結さんとの関係や芸能事務所の力が働いていたからだと考えていました。
しかし、本田選手がマスメディアに取り上げられて名前が売れたところで、フィギュアスケートの大会で良い成績を残せるわけではありません。
本田選手の名前が売れて得をするのが誰かといえば、本田三姉妹を広告塔として大々的に起用している「七田式」ですね。
昨シーズンまではマスメディアの本田真凜選手押しが強力で、アンチにバッシングされて気の毒に思えるような状況でしたが、本田選手と「七田式」の関係が分かり、マスメディアが本田選手をゴリ押ししていた謎が解けました。
これも裏で電通が絡んでいるのでしょうか?
話が変わりまして、上の「七田式」HPのスクリーンショットで池江選手や本田姉妹という有名人たちと並んで紹介されている男性。
○国際物理オリンピックで3年連続金メダルを獲得! 卒業生の活躍 | 幼児教室のEQWELチャイルドアカデミー
一般人なら顔にモザイク処理でもした方がいいかなと思いましたが、他の「七田式卒業生」の多くがイニシャルで登場している中、この方は本名で登場していたので、試しに男性の名前で検索してみました。
するとこの渡邊さん、孫正義育英財団の財団生でもありました。
渡邉さんは物理学が得意なようですので、将来的には量子物理学➡原子力関連の道へと進まれるのでしょうか?
そしてソフトバンクの孫正義会長は、「生命の實相」の影響を強く受けた稲盛和夫氏が塾長を務めた「盛和塾」の出身でもあるそうです。
孫さんの言動を、私は大変ハラハラして見ています。
――『プレジデント』2006年1月30日
ソフトバンク社長の孫正義は、盛和塾の初期の塾生だった。盛和塾とは、稲盛が中小企業経営者のために講話をし、相談に乗る会合である。孫は、いつも1番前の席に座り、稲盛の話を懸命にノートに取っていた。稲盛から見ると、当時の孫の経営手法は危ういものに思えたのだろう。孫が時価総額経営を標榜していた頃、同じ飛行機に乗り合わせた稲盛は、孫にコンコンと経営の志を説いたことがあるという。
この「孫正義育英財団」も孫正義会長から「盛和塾」の稲盛和夫氏を経て、「生命の實相」を聖典とする「生長の家」につながりました。
一般的にカルト宗教に所属する有名人や権力トップとの癒着といえば創価学会が広く知られているところですが、生長の家も次世代の利権確保に向けて活動しているようです。
また、孫正義育英財団の財団生の中にはあらえびす氏のご子息の名前も見えますね。
東出風馬 / Yoki,Inc.(@fumah815)さん | Twitter
孫正義財団から支援を受け、AO入試で慶應義塾大学に入学し、MacのCMに起用され有頂天になっていたところ、単位が足りずに留年が確定、休学するもサークルは継続。
◯RAPT×読者対談〈第116弾〉受験戦争の闇。イルミナティの裏口入学。
Appleのような世界的な大企業が、単位不足で留年するような無名の大学生を、同社の代名詞ともいえるMacのCMに起用するでしょうか?
これもイルミナティの家系に生まれた者だけが持つ強力なコネがあるからでしょう。
このように、不思議に思えるほど過剰にマスメディアに取り上げられたり、一般人では受けられない特権に与っている人は、イルミナティの家系に生まれたか、才能を買われてカルト宗教の広告塔にされている人だということですね。
「七田式」のHPで卒業生の活躍として紹介されている人たちも、フィギュアスケート、バイオリン、ゴルフ、ピアノなど、お金がかかる習い事が多く、野球やサッカーのように誰もが遊びの延長として始められる性質のものではありません。
「七田式」によってその分野で才能を伸ばしたといううよりも、裕福な家庭の親が子供の習い事に多額の投資をした結果だと考えることができます。
また「七田式」では東大や京大に現役合格していることを謳っていますが、学力も親の収入が少なからず影響しています。
東大生の親の世帯年収 東大生の親の年収|年収ガイド
2016年 東大生の世帯年収は約60%が世帯年収950万円以上
2016年調査の東大生の親の世帯年収は以上のような結果となりました。
パーセンテージのみの数値で、具体的な金額が出ていないため確実な数字とは言えませんが、世帯年収で1000万円以上が平均になることは上の表から間違いないでしょう。
※実際には年収に関する問いには無回答のケースも多かったとのこと。
しかしながら、半数以上の東大生が回答をしており、統計資料としては、ほぼ実態に近いことが予想されます。こちら(世帯の平均年収・所得)のデータでは、「児童のいる世帯」の平均所得は約700万円です。
この数字と比べると東大生の平均が約300万円以上も上回っていることがわかります。
以前から言われていることですが、やはり経済力と学力には相関関係があることが見て取れます。
仮に素養のある人間であったとしても、「環境」が整っていないとトップレベルの学力をつけることは難しいのが現実です。
- 塾や予備校に通えるだけの金銭的余裕
- 自宅の個人部屋など勉強に集中できる環境
- 私立高校に進学できる金銭的余裕
※東大の半数以上は私立高校出身者。中でも中高一貫校の割合が高い。経済力があれば必ず学力が上がるわけではなく、また、上記の全ての条件を持っていても学力の低い学生はたくさん存在しています。
個人の素養であったり、適性も大いに関係があることは当然ですが、全国の受験生がしのぎを削る東京大学に入学するには、上記のような「環境」が無いと不利になってしまうのでしょう。
日本全体の割合では多くない年収1000万円以上の世帯が、東京大学に限っては半数を超えているわけですから、経済力と学力の密接さを表す象徴になっているとも言えます。
しかもお金持ち=有力者の場合は先ほどご紹介したリンクにもあるように、裏口入学という手も使えますからね。
このようにイルミナティがコネと資金力を使って次世代の利権につながる人材を育成する一方、実力で名声を勝ち取った紀平選手は、新たな利権の広告塔として利用されていました。
角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校「N高等学校」(N高)は2019年4月に開校から3周年を迎える。これを記念し、同学園は3月27日に記者会見を開催。2月にドワンゴの新社長に就いたばかりの夏野剛氏らが登壇し、これまでの実績や手応えを語った。
VR入学式、ドラクエXでネット遠足
N高は、時間・場所を問わずWeb上で授業を受けられ、3年間で高卒資格を取得できる点が特徴。レポートなどもWebから提出できるので、通学や郵送の手間も省ける。ジャーナリストの田原総一朗さんや声優の松本梨香さんらを講師に招いた特別授業やプログラミング教育などの課外授業も行っている。
入学式は生徒がヘッドマウントディスプレイを装着し、校長の式辞をVR(仮想現実)で視聴する。「ドラゴンクエストX」の世界で“ネット遠足”する行事もある。サッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズなどの上達を目指す「eスポーツ部」、堀江貴文氏が審査員を務めて話題を呼んだ「起業部」といった部活動も充実している。
最高齢は88歳、フィギュア選手も在学
夏野社長によると、こうしたオリジナリティーあふれる施策が奏功し、19年1月現在の生徒数は開校時の約4倍に相当する7875人に増加。反響を受けて17年に新設した通学コースも、19年3月時点で当初の4倍近い792人が所属している。
生徒の年齢層は15~19歳がほとんどだが、20代(2.9%)、30代(0.9%)、40代(0.3%)、50代以上(0.2%)と“大人”も通っており、最高齢は88歳という。
夏野社長は「今年4月からの生徒数は9000人で、国内最大級の高校になる。来年には1万人を目指す」と強調する。
生徒の中には、フィギュアスケート選手の紀平梨花さんや川畑和愛さん、囲碁で新人王(第43期)を獲得した広瀬優一さん、同じくドコモ杯(第21~22期)で「女流棋聖」を獲得した上野愛咲美さんら著名人も存在。「スターがたくさん出てきている。自分のペースでやりたいことを徹底的に追求しながら、きちんと勉強できる体制が作れている」と夏野社長は自信を見せる。
夏野社長は「N高は3年でここまできたが、(全日制など)他の高校は数十年~100年の歴史がある。われわれは新参者なので、宣伝やPRに頼るよりは実績を出していきたい」と力強く語る。
不登校だった生徒が前向きに学べる体制を整えたり、スポーツや囲碁のスター選手を迎え入れたり、難関校の合格者を輩出したり――と快進撃を続けるN高は、今後さらに存在感を増していきそうだ。
IT業界が通信教育に目を付け、得意分野であるWEBやVRの技術を利用して、教育業界での利権を拡大させていく計画のようです。
夏野社長は「スターがたくさん出てきている」「宣伝やPRに頼るよりは実績を出していきたい」と話していますが、紀平選手をはじめとする特別な才能を持つ中学生に目を付けて「N高」に入学させ、広告塔として利用しているだけでしょう。
紀平選手のように才能がある生徒を学費無料の特待生として入学させても、入学後にその才能を生かして活躍してもらえば、「N高」の授業による成果とは全く関係なく大きな宣伝効果が得られ、それこそお釣りがくるどころか濡れ手で粟状態でしょう。
そして利権のある所にこの人あり。
ASO高等部がN高と提携
いったいどれだけ数多くの利権に絡めば気が済むのでしょうか。
これも麻生太郎の甥・巌がドワンゴの役員なので当然の成り行きとも見れますが、麻生太郎の利権のために「N高」が設立された可能性も無きにしも非ずです。
首相として国民の注目を集め、批判の矢面に立たされることもある安倍晋三の陰に隠れ、こそこそと裏で自らの利権のために悪事を働き暴利を貪っているにもかかわらず、それでもまだ飽き足らないようです。
悪魔に魂を売った者は神様の愛を受けることができず、永遠に心が満たされることはないため、心を満たすために貪欲になり、悪事を働いてでも富や権力を手に入れようとするようになります。
途中で悪魔を拝んでいるカルト宗教やイルミナティの話が出てきて、あまり理解できなかった人にとっては、麻生太郎はこのイルミナティの性質を理解するための、分かりやすいサンプルともいえるでしょう。
テーマの幼児教育から話が逸れてしまいましたが、紀平選手つながりで「N高」も教育業界の利権(=イルミナティの儲けの種)に関わる話題でしたので紹介させていただきました。
ご覧いただいたように、努力を積み重ねて才能を伸ばし世の中で頭角を現しても、紀平梨花選手の様にイルミナティの広告塔として利用されてしまいかねません。
またその一方で、本田真凜・望結 姉妹や池江璃花子選手の様にイルミナティの広告塔となるべくして英才教育を受け、それぞれの分野で活躍している人たちもいます。
そして、人より優れた才能を身に付けるためには、その子の個性や才能に見付けて伸ばしてあげることが重要であり、何よりもその子自身の努力が絶対に不可欠です。
「スーパー幼稚園児」も努力することを止めてしまえば、「普通の小学生」に戻ってしまいます。
ただ単に「ヨコミネ式」や「七田式」の教育を受けさせたからといって、簡単に天才がつくられるわけではありません。
広告や宣伝などの売り手側の主張をそのまま鵜呑みにして信用してしまうことなく、また親のエゴを押し付けることなく、子供が幸せや喜びを感じて成長していける環境を与えてあげたいものです。
世の中の悪が全て滅び、あなたに救いがありますように。
あなたがたのなすべき事はこれである。あなたがたは互に真実を語り、またあなたがたの門で、真実と平和のさばきとを、行わなければならない。あなたがたは、互に人を害することを、心に図ってはならない。偽りの誓いを好んではならない。わたしはこれらの事を憎むからであると、主は言われる。
ゼカリヤ書 8章16~17節